テレコミュータモードでは、電話を使って遠隔地で通話を発信したり、着信したりできます。すべての通話は電話システムでスタートし、電話システムを経由します。会社のone-X Portalサーバーに接続できる Web ブラウザに接続しているデータ接続があることが条件になります。このモードは、システム管理者によって設定されている場合のみ有効です。

one-X Portalを使って番号にダイヤルします。電話システムはまずあなたのテレコミュータ番号に電話をかけます。あなたが応答すると、今度はあなたが通常の内線、自宅、または携帯電話から発信するように相手に電話をつなげます。あなたが発信できる電話番号に制限がある場合、テレコミュータを利用した場合でも通常のダイヤル時と同じ制限がかかります。

通常の内線に対する着信はテレコミュータ番号にリダイレクトされ、通話の詳細はone-X Portalに表示されます。

テレコミュータモードが選択されているあいだは、通常の内線からはログアウトした状態となります。テレコミュータモードを終了すると、あなたの通常の電話の内線が別のホットデスクユーザーによって使用中でない限り、この内線番号は通常に戻ります。通常の内線をお持ちでない場合、または利用できない状態の場合、電話システムからはログオフの状態となり、あなたの通話はボイスメールに転送されるか、または話中の状態となります。

内線または携帯電話にログインし、いずれかのクライアントで自分のプレゼンスとステータスメッセージを変更した場合、変更は別のクライアントと同期されます。

テレコミュータの場所にある電話は単一回線の電話として処理されます。IP Office の設定で割り込み通話が有効になっている場合、IP Office 経由で既存の通話が接続されているときにもう 1 本の通話に対してこの回線を使用できます。